よくある質問

ホーム > よくある質問

お客様からのよくあるご質問について紹介しています。

NYKK-日本冶金化学工業について

NYKKの歴史は浅い?
日本冶金化学工業は、1941年(昭和16年)に特殊鋼用滲炭剤の企業化を目的に設立されました。その後、水分計をはじめとした外国製計測機器の日本販売代理店として経済成長期の一端を担い、2021年に創業80周年となりました。
日本の産業振興とともに歩んだ信頼と実績は、今後の財産としてお客様へ価値の提供を続けてまいります。
取扱機器は自社製造?
日本冶金化学工業の取扱機器は、一部を除き外国製の測定器です。
露点計は英国Alpha Moisture Systems社、酸素計は米国Alpha Omega Instruments社、水分計はPIER GmbHなど、技術や着眼に優れた外国製測定器を、日本の慣習に沿ったサービスを組み合わせて、販売しております。
海外製品は不安点があるが
日本冶金化学工業が取扱している輸入製品は、全て日本総代理店契約としてサービスマニュアルおよびメンテナンス体制を確保しております。一般的な修理部品在庫もございますので、国産品と同様のメンテナンスが可能です。
※例外的な修理内容の場合のみ、メーカーでの作業となる場合があります。
取扱販売店を知りたい
お客様が普段お取引されている理化学商社様などで、お取引可能です。また、ご希望により地域ごとの販売代理店等を紹介させていただきますので、日本冶金化学工業(03-3271-1681)までお気軽にお問い合わせ下さい。

水分について

露点とは?
気体に含まれる水分(水蒸気)が結露する温度を露点と呼びます。気体が飽和(結露せずに溶け込んでいる状態)できる水蒸気の量は温度により変化するため、露点を知ることでその気体の水分量を知ることができます。飽和できる水蒸気の量は、温度が上がれば多く、温度が下がれば少なくなります。
絶対湿度とは?
1立方メートルの体積に含まれる水分の重量(g)を絶対湿度と呼びます。
相対湿度とは?
温度ごとに飽和できる量がことなりますが、その量のどの位の割合の水分が溶け込んでいるかを百分率(%)で表したものを相対湿度と呼びます。気温30℃、気温20℃で相対湿度50%の場合は、気温30℃のほうが水分は多く存在することになります。
温度の影響はあるか
温度の変化では、気体自体の水分量(絶対湿度)は変化しません。しかし、その気体の容器や配管などが温度変化の影響を受けることにより、結果的に気体の水分量が変化する場合があります。
圧力の影響はあるか
体積が決まっている気体の圧力が変化しても、水分量(絶対湿度)は変化しません。しかし、露点計などの測定器で測定している箇所の圧力に変化があると、測定値は圧力の影響を受けて変化します。圧力が上がると凝縮され、圧力が下がると拡散され、測定器に表示されます。
水分を測定する目的例
水分の混入によって製品に異常を来たすなど、多くの場合において、水分が許容値以下であるかを確認するために測定します。具体的な測定値を確認し続ける管理方法のほか、「〇℃露点以下」などの許容値を満たしつつ数値の上下動傾向を確認する管理方法に分かれます。
具体的な目的例は、当ページ内の導入事例をご覧ください。

機器選定について

測定範囲の決定プロセスを知りたい
測定範囲はできるだけ狭いほうが、特性変化(誤差増大)が軽減したり、センサー寿命が長くなる傾向があります。露点の予想値や管理基準値がある場合は、その値をカバーできる測定範囲を選定します。全く予測ができない場合は、デモの実施で大凡の数値を把握して、その結果から測定範囲を選定することも可能です。
応答が遅くて困っている
露点計センサーそのものの特徴として、水分が付着しやすく離れにくい性質があります。プラス側への応答は早く、マイナス側への応答が遅いのはそのためです。応答を早めるには、サンプルとは別の気体でパージする方法や、乾燥状態で待機可能な部品を使用するなど、最適な解決方法を提案いたします。日本冶金化学工業までご相談ください。
露点計1台で多種類のガスを測定したい
ほとんどの種類のガスの水分を検出することができ、ガスの種類によって測定値を補正する必要はありません。
例えば、窒素(N2)、酸素(O2)、乾燥空気(Air)など、異なるサンプルガスの場合でも、センサーは水蒸気の含有量についてのみ検出します。
1台で複数個所を測定したい
ポータブル型露点計の電源は電池なので、電源を気にせずどこでも測定することができます。また、ドライチャンバー内蔵なので応答に時間が掛からないため、ボンベなど短時間で複数を測定する場合にも有効です。
オンライン型露点計のセンサー設置場所に複数のサンプル配管を集約し、弁の切替操作で複数を測定する方法もあります。
常時測定したい
露点温度を常時測定するには、オンライン型露点計が最適です。センサーホルダーをご希望の箇所に取付し、センサーには絶えずサンプルが流れている状態にして測定を継続します。オンライン型露点計には4-20mAなどの記録出力機能があるので、PCやDCS、記録計などにデータを伝送することもできます。アラーム機能を用いて、外部にあるスピーカーから警報音を鳴らしたり、パトライトを点灯させることもできます。
測定のシステムを低コスト化、簡略化したい
従来はセンサーと表示器の組合せで使用していた露点計も、現代ではトランスミッタ型センサーに代わりつつあります。AMTトランスミッタ型センサーは、測定値を4-20mA信号で出力するので、それをPCやDCS、記録計などに入力して、露点計表示器を省くというものです。これによりコスト低減、簡略化を達成します。
グローブBOXで測定したい
グローブBOXの露点測定は、BOXへの供給気体の測定、BOX内雰囲気の測定、BOX排気の測定があります。日本冶金化学工業の取扱製品で、全ての測定が可能です。それぞれ測定の目的が異なり、適している機器も異なります。日本冶金化学工業までお問合せください。
ドライエアを測定したい
工場の敷地内に張り巡らされている計装空気など、ドライエア露点測定のご希望を多くいただいております。
ポータブル型露点計、オンライン型露点計、どちらでも測定が可能です。どのような測定をご希望か、是非お問合せください。日本冶金化学工業が最適な機器を提案いたします。
危険区域、可燃性ガスを測定したい
危険区域での露点測定には、本質安全防爆仕様の露点計が使用できます。ポータブル型露点計は全ての型式で本質安全防爆仕様の選択が可能です。オンライン型露点計の場合は、表示器とセンサーを接続するケーブルにツェナーバリヤやアイソレータを設置して、センサー周辺を本質安全防爆仕様にすることができます。これらの対策により、安全な測定が可能です。可燃性ガスの場合も、同様の方法で安全な測定が可能です
静電容量式のセンサーでCO2を測定したい
CO2を測定した場合のセンサー経時変化はユーザー様により様々であり、一般的なガスと殆ど変らない程度の影響となる例もあれば、数週間、数か月で大きな誤差が生じる例があります。
CO2は他のガスに比べてセンサー表面の劣化が大きく品質維持が困難なため、仕様は推奨できません。測定不可サンプルの1つとなります。
周辺部品の必要性が知りたい
露点計に使用する周辺部品は、フィルター、減圧弁、流量計、ニードル弁、ポンプ、配管、などがあります。
状況に依り、周辺部品を適切に配置して使用しないと、露点測定に誤差が生じたり、露点計の故障等につながる恐れがあります。測定環境や測定方法により必要な部品が異なりますので、日本冶金化学工業にお問合せください。また、これら周辺部品をBOXやパネルに設置するなどの提案も承っております。
使用できない例はあるか
アンモニアなどの腐食性ガス、炭酸ガス、揮発性成分混入ガス、オイルミスト混入ガスなどの測定には使用できません。また、高温下、低温下の環境では正確な測定が困難になるため、影響を除外する対策が必要になる場合があります。
納期はどのくらいかかるのか
御注文をいただいてからの製作となるため、30-60日程度の納期を要します。機器や時期により在庫がある場合は、出荷検査及校正試験の期間として20日程度での納入が可能です。もしお急ぎの場合は、代替提案が可能な場合もありますので、日本冶金化学工業にご相談ください。

設置について

ポータブル型の設置方法を知りたい
ポータブル型露点計はセンサー内蔵型のため、サンプルガスを露点計に引き込む必要があります。ガス取出し口から露点計までホースを繋げ、サンプルガスを露点計に流します。露点計から排出されるサンプルガスは、大気開放や任意の場所へ戻すなど、ホースの接続により自由に決定できます。適宜、減圧や流量調整をする必要がありますので、ご不明な点があれば日本冶金化学工業にご相談ください。
オンライン型の設置方法を知りたい
オンライン型露点計は、表示器とセンサーに分かれています。センサーをサンプルガスとの接触部に設置して、表示器を別の場所へ設置することができます(センサー周辺への設置ももちろん問題ありません)。お客様の設置環境毎のご都合によって、接続ケーブルの長さを100mとすることもできます。
センサーの設置方法や例を知りたい
配管を流れるサンプルガスを測定する場合は、配管に穴を開けて直接設置するか、測定用バイパス配管を設けて設置するかのどちらかになります。センサー脱着時にメインのサンプルガスが影響を受けないためには、バイパス配管を設けての設置を推奨しています。他、ドライルーム室内雰囲気を測定する場合は、室内の任意の場所にセンサーを設置する例もあります。
測定値を常時記録するには
オンライン型露点計には記録出力機能があります。露点温度に対応した4-20mA電流出力などです。この信号をPCやDCS、記録などに入力し、常時記録することができます。入力先機器の仕様によっては、抵抗を使用して電圧化する必要があります。
センサーを屋外に設置して測定したい
屋外用プルボックス・キュービクルの中にセンサーを設置すれば可能です。ボックス内は乾燥空気等で常時パージすることを推奨します。また、センサーと表示器を接続するケーブルの長さは、ご希望の長さでの製作が可能です。
ガス流量の変化により露点温度も変化するか
ガスの流量が変化することは、ガスの流速が変化することを意味します。ガスの流速により、センサーは水分を捉えやすかったり、逆に水分が捉えにくくなったり、水分を検出する条件が変化することになります。この理由により、流量の変化によって露点計の測定値は変化します。一般的には、ガスの流量が増すと、露点温度がマイナス側に変化し、ガスの流量が減ると、露点温度がプラス側に変化します。
※長期間校正を行っていないセンサーは、正確に水分を捉えられず、流量が変化しても、応答性の低下により、露点指示値が変化しない場合があります。
サンプル流量が少ない、サンプル圧力が高い環境で測定できるか
サンプルガス流量が少ない場合は、応答に要する時間が長くなる場合があります。応答時間を許容できるならば、それ以外に重大な問題はありません。サンプルガス圧力が高い場合は、測定値が圧力下露点での値になるので、圧力の正確な値も必要になります。また、機器によっては圧力が高い状態で使用すると露点計が破損す恐れがあります。日本冶金化学工業にご相談ください。

保守について

校正はなぜ必要か
露点計は静電容量式センサーを使用しており、経年により水分検出特性が変化します。特性が変化すると、測定誤差も変化することになるため、その状況確認と誤差補正を定期的に実施する必要があります。特に注意すべきは、ご使用者様にとって都合の良い方向への誤差拡大の場合です。実際よりも悪い値にもかかわらず表示値は良い値が出続けるため、なかなか異常に気づきません。定期的な校正を是非ご検討ください。
推奨の校正周期を知りたい
日本冶金化学工業が推奨する校正周期は、1年毎です。1年の経過で3-5℃程度の誤差が発生するものとして、その誤差を補正するために適切な周期となります。測定精度を1年保つわけではないため、より精度を厳密に使用したい場合は校正周期を短くしなければなりません。測定精度と露点計運用でお悩みのかたは、日本冶金化学工業にご相談ください。
校正のトレーサビリティは
日本冶金化学工業が露点標準器として使用している露点計は、高精度の鏡面冷却式露点計です。露点標準器はスイス校正基準局(SCS・Swiss Certification Service)認定の校正機関で比較校正されたものを使用しています。
SCSは国際標準機関の1つで、日本のAIST(産業技術総合研究所)と同等の機関です。日本冶金化学工業で校正された露点計には、トレーサビリティ体系図を添付した検査成績表を発行しております。
貸出機はあるか
幅広いラインナップの貸出機をご用意しております。全ての機器は貸出前に校正試験を実施し、健全な状態であることが確認された状態での貸出となります。型式や測定範囲に限りがございますので、貸出をご希望のかたは日本冶金化学工業までお問合せください。
校正に要する期間は
露点計の校正試験には、2~3週間を要します。サンプルガスの生成、エージング、露点計センサーの安定に時間を要するためです。校正試験の内容や実施の時期により試験に要する期間が前後しますので、日本冶金化学工業までお問合せください。
現地校正は可能か
現地での校正は対応しておりません。露点標準器や湿度発生装置などの運搬が困難なこと、校正に長時間を要すること、気温や湿度など規定環境での校正が困難なことが理由です。日本冶金化学工業サービスセンターのみの実施となります。
センサーの寿命はどのくらいか
センサーの寿命は、個体差にもよりますが、一般的には3~5年で特性変化により補正が困難となる場合が多く、センサー自体は消耗品であり、定期的な交換が必要となります。また、センサー寿命は使用頻度よりもサンプルの影響や経年変化での劣化による影響が大きく反映されます。
故障発生の場合は
機器の故障が発生した場合は、直ちに日本冶金化学工業までご連絡のうえ、機器をご送付ください。故障原因を特定し、修理内容をご説明のうえお見積いたします。サービスセンターには全ての部品を在庫しており、最短で修理対応いたします。
製造中止機器の保守は可能か
点検校正は既に製造を中止した機器でも問題無く対応可能です。また、故障により修理を要する場合は、可能な限り在庫部品や流用部品を使用し、長い間安心してご使用いただけるよう努めております。
機器の更新推奨時期を知りたい
ご使用開始から10年としております。機器の経年による劣化は、点検・校正試験では判断する事ができない場合もあるため、万全な状態でご使用いただくためにも早目の更新をおすすめしております
5年以上前に購入し校正未実施の露点計について使用可否の判断をしてほしい
まず露点計をご送付いただきます。機器の現状を確認し、校正、もしくは部品交換等、修理を要するなどの内容を報告いたします。日本冶金化学工業へお気軽にお問い合わせください。

NYKKのつよみ

banner_dew_point_recorder.png

  • 製品カテゴリから探す
  • メーカーから探す
  • 用途から探す
  • 悩みから探す